アロマなココロ

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ボッダー認定講師を目指して Vol. 8

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残暑が厳しい中、業務の忙しさに追われ、しばらくブログが書けませんでしたが、このままでは尻切れトンボになってしまいますので、がんばって続けます。

前回、イギリス人が自然療法にすごく親しんでいるというお話しを書きましたが、ちょっと話がMLDからそれてしまいましたので、今回はMLDに話を戻します。

ラドローの認定コースに参加されたセラピストさんの中に地元の人は全くいませんでした。良くて車で3時間くらい離れたところから来ていました。これは、イギリスでもまだまだボッダー式の認定コースというのはそうどこでも受けられるわけではないことを物語っています。ボッダー式の認定コースを開催されている講師がイギリス国内でも6名ほどしかいません。

ボッダー式以外の3つの医療用MLDの認定講師というのも、数えるほどです。アロマセラピーの先生がコンビニの数と同じくらいざくざくいるのと比べると、かなり状況が違います。

ボッダー式のトリートメント技術は非常に繊細で習得が難しいのに加え、リンパの解剖生理学の勉強も細部にわたっているためよく考えないと意味がわからないですし、アロマセラピーに比べると、正確さ、綿密さが要求されますので、おおざっぱな性格の人には向きません。なかなかMLDの機序を一般の人にわかりやすく説明も出来ないので、セラピーとして売りにくいのかもしれません。

そして、テクニックを崩すと結果が出なくなるということがあるため、やたらと自己流になってしまうことができません。MLDを13年ほどやってきて感じるのは、このメソッドを何十年も掛けて改良してきたボッダー博士のトリートメント手順は、非常にいろいろ考えられて組み立てられているので、ちょっと学んだだけの人がそれを越えるような技をそう簡単に編み出せるレベルではないということです。それくらい、よく作られているということです。なので、崩せないのです。

ところで、大雑把な性格の人には向きませんという私の発言に対し、私を知る周りのスタッフは、「ではなぜにギル校長にMLDができるのか?」と速攻考えたと思います。

それは、ここぞというときの集中力がとてもあるからといえます。普段は気を抜いているからこそ、大事なところでは集中することが出来るのです。仕事はメリハリがないといけません。そのように理屈をこねるのも私はとても上手です。だからこそ、講師が務まるのかもしれません。

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ボッダー認定講師を目指して 7

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イギリス人のレジャーとして多いのが、田舎では散歩です。散歩といっても日本人のように犬を連れて街中を歩くのではなく、ちょっと森へ、ちょっと丘へ、ちょっと川べりへという感じで、休みの日に出かけていきます。近所の場合もあれば、車で20分くらいのところへいく場合もあります。帰りは必ずパブかティールームに立ち寄ります。

もちろん、ロンドンのような大都市や、ラドローのような文化のある町となれば、観劇や芸術鑑賞といった高尚なレジャーもあります。私は今回はそんな楽しみに浸る余裕はありませんでしたが、ちょっとくらいラドローを散策することは出来ました。

写真はラドローの端から町の中心である教会を川越しに望んでいるものです。こういう散歩が出来ると、ほんとにココロが潤います。

そして、こんな田舎町でも、ちゃんと自然食のレストランがあったり、オーガニックの専門店があったりして、健康に気を使う人たちがいるんですね。流行りだからではなく、私がイギリスに住んでいた25年前でも、ふつうにそこいら辺にありました。

ヨガなんかは、あちこちでクラスがあって、普通にみんながやっていました。私もやっていました。

若い女性が流行を意識してするのではなく、落ち着いた普通の大人がヨガも、オーガニックも生活に取り入れ、レイキやポラリティセラピー、オステオパシー、アロマセラピーやホメオパシー、鍼治療を受けに行くというのが、今から20年以上前のイギリスです。

もちろんその一方でマクドナルドとフィッシュアンドチップスで育って、今は立派な糖尿病という人たちもわんさかいます。

つづく。

7/06

ボッダー認定講師を目指して 6

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この図は、足の背面の皮膚のリンパ管の分布と走行です。ごらんのように、部位によって流れる方向が違います。ボッダー式ではこのような知識もきちんと学んでおかないといけません。講師になろうという人はもちろん、必須です。

この図は今年出版されたボッダー式リンパドレナージュのPractical Guideという本の図をまねさせていただいて書いたものです。この本にはもっとも最新の情報が載っているわけですから、試験を前に、また、デボラさんのアシスタント業務のためにも、きっちり読み込んでいこうとしましたが、イギリスに着くまでにすべてを読みきることは出来ませんでした。
約14時間のフライトの中でも、ほぼ一睡もせずに読みましたが、間に合わなかった!

ということで、コース中もホテルに帰ってから勉強。それ以外の時間はWiFiで仕事のメールを読んだり返したりで、密度の濃い時間でした。

ラドローには幸い、そこそこおいしいレストランがあり、タイ料理には3回足を運びました。なんと日本人の経営する日本食レストランもあったのですが、残念なことに、ここはマイナス星二つくらいのお味で、しかも、おなかを壊しました・・・。

話を戻しますが、皮膚のリンパ管の流れと、身体深部のリンパ管の流れの走行は違います。私たちは皮膚のリンパがどのリンパ節に注ぐかだけではなく、深部のリンパがどのリンパ節に注ぐのかまで知っておかねばなりません。もちろん、生身の人間ですから、個人差もあり、すべての人が判で押したように一緒とは限りません。

ついでに申しますと、リンパ浮腫治療を日本よりはるかに早く始めたイギリスの病院でリンパ浮腫の治療を行っている看護師さんでも、リンパ管の走行がきちんと頭に入っていない方もおられます。

私たちボッダー式リンパドレナージュセラピストが学ぶリンパ系の知識は、看護師さんや普通のお医者さんよりも多いのです。

つづく

ボッダー認定講師を目指して 5

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デボラ先生は50代前半の女性で、とても誠実な先生で、今回アシスタントさせていただいて非常に勉強になりました。ただ、授業が毎日長く、へとへとになりました。

朝は8:45スタートで、夕方は5:30まで。時差ボケする暇もないほど疲れました。生徒さんに対する責任がありますから、きちんとした仕事をしなければいけないのは私も同じ。変なことを教えたら、最終的に一番迷惑をこうむるのは患者さんですよ。

デボラ先生は講師としてのいろいろなヒントを教えてくれたり、私が二週間後に受ける認定試験に関する情報も教えてくれたり、また、夜ご飯につれて行ってくれたりと、ものすごく私に気を使ってくれて、ありがたいの一言につきました。

デボラさんは医療従事者の資格はお持ちではありません。でも、イギリスでは医療従事者の資格がなくても、ボッダー式リンパドレナージュの認定セラピストで、きちんとした仕事をしていれば、お医者様から患者さんを紹介してもらえるのです。

デボラさんは自分の勉強のため、頼み込んで手術室に入れてもらって手術の見学までさせてもらったことがあるそうです。日本では100年たっても無理そう。

デボラさんによると、イギリスの普通の町医者、いわゆるかかりつけのお医者さんはリンパドレナージュに関する知識のない方が多いので、リンパドレナージュにも懐疑的な場合が多いそうですが、いわゆる専門医の先生方はレベルが高いので、リンパドレナージュに関する知識も持っておられて、そういった施術が有効であると見た患者さんを紹介してくださるのだそうです。

日本だと、やれ責任が、安全が、資格が、なんて言って、人を信頼する材料が肩書きや資格であって、その人の能力ではないんですね。

愚痴になってしまいました。「じゃあ、イギリスに行けば?」って言われそうです。すみません。はい、そのうちイギリスに移住するかもしれません。

写真はラドローの中世の石橋越しに望むラドロー城です。

まだまだ続く。

7/05

ボッダー認定講師を目指して 4

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「ボッダー認定講師を目指して」というタイトルで書き始めて4回目になりますが、ここまでのところ、お化けと食べ物の話ばかりしていましたので、ここらで、ちょっと本題に関係したお話をしたいです。

世間ではこの数年、リンパという言葉が一人歩きしてしまって、リンパマッサージとか、リンパアロマとか、わけがわからないことになっていますが、もともとのリンパドレナージュは素手で、オイルも精油もパウダーも使わずに、しかも正確な動きで行うものです。

リンパ節は、昔はリンパ腺などと呼ばれていました。リンパ節は身体の防衛基地みたいなところで、リンパ球が出たり入ったりして、身体の中に進入した異物を排除したり、身体の中で生まれたがん細胞などを破壊したりする役目があるほか、血液と間質液のバランスを一定に保つ役目もあります。

冒頭の図は、私たちボッダー式リンパドレナージュセラピストがトリートメントの最初に必ず施術する首の部分に命名された名前なのです。プロファンダス、ミディアス、ターミナス、これは解剖学用語ではありませんので、医学辞典には載っていません。

なぜ、首をするかというと、首を含めた頭部にはリンパ節が身体の中でももっとも密集している場所のひとつであるということと、異物が入って来やすい部分だからです。身体にすくなくとも600個以上のリンパ節がありますが、そのうちの4分の1ほどがこの辺りにあります。

頭部には目、鼻、口、耳、のど、悪い菌が侵入しやすい穴がいっぱいありますね。ココをしっかり守っておかないと、やばいことになるからです。

一番細いリンパ管は毛細血管の約10倍の太さがありますが、一番太いリンパ管は一番太い血管よりはるかに細いのです。胸管というリンパ管はその一番太いリンパ管ですが、これでも小指より細いのです。これが、鎖骨の下の辺りで静脈につながっています。

このつながっているところをターミナスと私たちは呼んでいます。ターミナス、終点という意味で、リンパ管の終点ということです。

このあたりを静かに刺激してリンパの排出をうながしてあげることで、末梢の細いリンパ管までつられて動き出すのです。建物の地下にある下水管につながる出口のつまりを取ってやらねば、台所の流しの排水管をいくらきれいにしても、つまりは取れないということと同じです。

続く・・・

リンパドレナージュ認定講師を目指して

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写真は例のホテルの朝ごはんです。一泊75ポンド、日本円で一泊一万円くらいのちょっと旧式なホテルです。

イギリス式朝食メニューの中から、何でも好きなものをご注文くださいいうものですが、日本では知られていませんが、イギリスの田舎では朝から日本のように魚を食べるのです。もちろんご飯はついてきませんが。

この魚はにしんの燻製です。それをミルクとお水で少し煮てふっくらさせて、生臭みも取って食べます。アジの干物みたいな感じです。それに、トースト、フルーツとヨーグルト、コーヒーという組み合わせで2度ほど食べました。もちろん、典型的なFull English Breakfastというのもあるのですが、ベーコン、ソーセージ、卵、血のソーセージ、煮豆、マッシュルームにトースト、こんなのを食べているから中年のイギリス人はみんな肥満になるんですね。

その中でも、本物のセラピストさんがたは、日本人よりストイックに食事に気を使っています。昼ごはんはほとんどサラダ系、夕飯もとても軽めです。わたくしも最近おなか周りが気になっているので、イギリスにいる間に太ってしまわないように気を使いました。

去年はロンドンで講師アシスタントをしましたが、今回は日程の関係もあって、ラドローという日本人観光客はゼロという、超マイナーなところに行かなければならなくなり、そこで仕事をしているリンパドレナージュセラピストさんて・・・こんな田舎で、セラピストとして、やっていけるの??という疑問があったのですが、さすがイギリス、ぜんぜん問題ないみたいです。なんでさすがというと、イギリス人は自然療法が好きなんです。何世紀も前から。

とにかく、私がアシスタントをしたデボラ先生はかなりしっかりした方であるためか、ちゃんとマイペースで、着々と良いお客様を増やしているようです。で、この先生が、日本人の私より身長も体重も少ないんです。そして菜食主義者です。

つづく。

7/02

ボッダー認定講師を目指して 2

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歴史深いラドローの町に限らず、イギリスにはホンテーッドハウス(お化けのいる家)がやたら多いですね。

私が今回6日間宿泊した写真のFeathers Hotelもお化けツアーまで組まれているということを、宿泊予約した後に知ったんです。お化けが怖いというよりも、勉強の邪魔になったらいやだなと思いましたが、幸い、お化けとお会いすることもなく宿泊できました。

もう26年くらい昔、夫の旧友の家に一泊したときは心底怖かったです。そこはすごい古い大きなお屋敷で、昔の人の絵やよろいなんかが飾ってあって、映画のセットみたいな家で、その旧友の彼自身が子供のときに自分の寝室に怖いおじさんが出てくるといってよく泣いたなんて話すし、そしてそのおじさんが出てくるお部屋で寝る羽目になったときは夫が横にいても、朝まで一睡もできないほどビビリましたよ。

イギリス人もアイルランド人も妖精を見る人も多いですね。
夫の弟も、子供のころ家の庭のりんご畑の木の上に小さな人が座っているのを目撃してます。その家には今でも夫のご両親が住んでいて、最近地下水を掘り当てて、今年秋ぐらいからは家で使う水は一切それでまかなえるとのこと。

その水を掘り当てたのも、なんと、ダウジングの名人に来てもらってうまいこと見つけたんです。ダウジングをご存じない方のために説明すると、木の棒とか、枝とか、金属の棒を1本か2本使って、それを軽く握って歩いていくと、地下を水が流れているところに行くと棒が、ピコーンと動くんです。なんでかわかりませんが。

夫の父はごく普通の人で、そっち系ではありません。念のため。

つづく

6/28

ボッダー認定講師を目指して

日本でボッダーという言葉を知っている人はまだ非常に少ないですが、
ここ何年かリンパドレナージュが注目を浴びるようになってからは少しずつ知っている人が増えてきました。ボッダーとはリンパドレナージュというマッサージ方法を最初に編み出した博士のお名前です。リンパドレナージュは今から80年も前にデンマーク人によって発明された画期的な療法なのです。

JEAでは、14年ほど前からこのボッダー式リンパドレナージュの講師をイギリスからお招きして毎年セラピストの認定コースを開催して来ました。私ももちろん、セラピストの資格を取って先生のアシスタントをしてきましたが、もうそろそろ自分でも教えられる力があるからと、先生に促されて去年から本格的な認定研修に入りました。

去年7月ロンドンで他の先生のアシスタントをし、今年の5月末、研修の仕上げとしてイギリスの田舎にあるLudlow(ラドロー)という場所で行われた認定コースのア先生のシスタントとして行って来ました。

ラドローというところは、それはキレイな自然に囲まれた町で、一応観光地です。一応というのは、外国人はまず知らないようなところだからです。イギリス人でも行ったことがない人は大勢います。

中世に建てられた、ハリーポッターに出てきそうなステンドグラスの美しい教会と、お城が丘の上に建てられていて、それを中心に町が作られています。

びっくりするのは、英国どこに行ってもそうですが、14世紀ぐらいに建てられた、映画のセットのような、ピーターラビットの挿絵のような家に普通に人が住んでいます。日本と違って古い家や、ふつうの野原も国民にとって歴史的価値、文化的財産でもあるので、法律で勝手に改造したり、家を建築してはならないようになっているおかげで、昔のままのすばらしい建築や自然の景観が保存されています。

私の住んでいる京都でも徹底した法律が存在していたら、もっと京都の町並みも自然も保存されていたはず。

もし、ラドローにそういう法律がなかったら、この町もすごくつまらない場所になっていたはず。つづく。


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ラドローの地図

4/22

生まれること

人間、おぎゃあと生まれてきたときに思い切り泣いていますが、なぜでしょう?

あるひとつの見方では、楽しく暮らしていたあの世と、そしてそこでの仲間に別れを告げてこの世に生まれてこなければならないのが悲しくて泣いているそうです。なんかわかる気がします。

はっきり言って、この世は苦しみに満ちています。もちろん、楽しいこともたくさんありますが、生きている限り、つらいことや悲しいことは避けて通れません。

このたびの震災と原発の問題で地元で生き地獄を経験していらっしゃる方も、被災地からは離れていてもその影響で生活が立ち行かなくなりそうな方も、まさに、生きていく苦しみの真っ只中にいらっしゃいます。

日本全土が大きな犠牲を払うことになったこの危機に向かって、日本人の本当の底力が発揮されることを期待しています。そして私たちは変わらなければなりません。

ところで、話はころっと変わりますが、Penhaligon'sというロンドンにある老舗の香水店をご存知でしょうか? 1870年にオープンしたお店ですが、よく、お土産にそこからのお品をいただきます。

とても品のある香りです。去年このお店のボディークリームをいただきました。
ブルーベルという春先に咲くお花の香りをイメージしたものです。

ブルーベルは春になるとイギリスの薄暗い森の中に地面をおおい尽くすように群生して咲く、青いすずらんのような形をしたお花です。遠くから見るとまるで青い霧が地面に漂っているかのようで、とっても幻想的です。

その香りは、春先の青臭い、みずみずしい、透明感のある香りです。今香るのにぴったりです。

そしてこの香りはいかにもイギリス人の女性が好みそうな自然な香りです。私もとても気に入っています。イギリスを思い出します。

もうひとつ好きなのが、イギリス生まれのザ・ボディショップのWheatgrassというイネ科の草の香りのヘアジェルです。残念ながらこちらは日本のボディショップでは売られていませんが、これもちょっと地味ながらさわやかな大人の香りです。日本人の好みに合わないのかも。

イギリスで12年間過ごしたせいか、イギリス人の好みが私の嗅覚にすり込まれてしまっているようです。

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3/05

香りのMagic

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モンサンミッシェルの精油の生みの親、ピエール・ランベール氏のセミナーが終わりました。

皆さんが一番楽しんでいたのは香りのブレンディング実習。予想以上におもしろかったです。

オーデコロンの材料となる6種類の精油を、

(レモン、スイートオレンジ、ベルガモット、ローズマリーシネオール、ネロリ、ペチグレイン)

香りのピラミッド(トップ・ミドル・ベースノートの比率)を計算してブレンド。

精油の種類の少なさにもかかわらず、びっくりするほど様々な香りが出来ました。

 

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ちょうど前日香水瓶についての番組を見ていたのですが、過去に大ヒットした香水というのは、

ネーミングと瓶のデザインと香りがすべてマッチしたものだったとのこと。

名前から連想するイメージが瓶のデザインや香りとの相乗効果によって、ひとつの物語が生まれる。

そんな成功例の代表が1985年のクリスチャン・ディオールのプワゾン(毒)だそうです。

男をイチコロにする妖しい魅力を湛えた大人の女。

この香水を身につけるとそういう自分に変身した気分になったのでしょう。

 

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皆さんの作った香りを私も嗅がせていただきました。

その中に、とても幸せなピンク色を連想させ、そしてちょっと高貴な感じも漂う香りがありました。

ネロリはほんの少ししか入っていないのにとてもふくらみのある香りです。

私は思わず、「Royal Wedding」と名前をつけてしまいました。

そして、それに調子付いて、次々と皆さんの香りに名前をつけていきました。

ローズマリーが少し多く入ったというちょっと男性的な森のイメージの香りには

京都の北山にある「神護寺」、落ち着いた大人の女性らしい香りには「西陣」、

清楚な春のイメージがする香りには「Spring Field」とか。

名前がつくと、不思議にその香りに物語が生まれるようで、とてもおもしろかったです。

ランベール氏は「Royal Wedding」は確かに高貴な感じだが、

香りの保持時間が長いネロリが少ないので香りが長持ちしない、

それでは結婚も長続きしそうもないね~とおっしゃいました。

さすが、ランベールさん、言うことがうまいですね。

 

氏の総評を受けて2回目のブレンドに挑戦。

Royal Wedding」は、2回目のブレンドでは、落ち着いた香りに進化。

夫婦は落ち着いて長持ちするほうがいいですよね。

私はその香りに「Windsor Castle」と名前をつけました。

(ウインザー城: 英国の王宮で、ロイヤルファミリーがくつろぐ場所)

しばらく香りのネーミングにはまりそうです。

 

ギル

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1/18

ミツバチ街道

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こんな寒いときにミツバチの話はちょっと変ですが、春を待つ心で書いてみようと思います。今年の冬は寒いですね。嵐山も久しぶりに雪が積もりました。写真は元旦の日の嵐山の風景です。向こうの山の中腹にあるお寺の屋根にも雪が積もっていい感じです。

ところで、先日銀座のあるギャラリーのオーナーとお話をしていたら、「この通りはミツバチ街道なんですよ」とのこと。よく聞いてみると、近くのパルプ会館の屋上で日本ミツバチを飼育していて、年間400キロの蜂蜜が採れるそうです。日本ミツバチは養蜂で使われている西洋ミツバチと違い、スズメバチにも群れで戦いを挑んで勝つことが出来るし、日本の気候にも順応しているため、強いんだそうです。それに、カラスが日本ミツバチに弱いそうで、ミツバチを飼育しだしてから、この辺ではカラスが減ったそうです。

それで、毎年4月になると、ギャラリーの前を飛んでいって浜離宮のソメイヨシノの蜜を集めてくるので、4月の蜂蜜は桜の香りがし、また、5月になると、今度は皇居まで飛んでいってゆりや栃の花の蜜を集めるので、またまたその香りになるそうです。とても素敵な香りだそうです。販売はしていないので、買えないそうですが、ご近所のよしみでいただけるそうです。うらやましい。東京のど真ん中の銀座で、農薬を使っていない花の蜜が採れるなんてなんだかロマンチックですね。

パルプ会館では、養蜂講座も開いたりしているそうで、日本全国からうちもやってみたいという声があるそうです。TVでも紹介されているので、ご存知の方も多いかもしれませんが、興味のある方はぜひHPにアクセスしてみてください。

12/24

見失わないで

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またまた、間が開いてしまいました!
今年ももうあと数日を残すところとなってしまいました。
今年はあまりに忙しくて、初めて紅葉を見逃すかと思いましたが、ぎりぎり高尾の神護寺に行って最後のもみじが見れました。その帰りに、二年ぐらい行っていなかった知り合いのレストランにも寄ることができました。

仕事はまだまだ山積み残っていますので、できるだけ正月休みの間にやっつけてしまわないとなりません。でも、年末年始まで仕事ばかりではたまらないので、赤穂の温泉に一泊だけ、泊まりに行きます。

今年もいろいろなことがありましたね。世界情勢のことばかりではなく、私たち庶民一人ひとりの人生に起きる出来事は本当に様々です。悲しいこともたくさんあります。
でも、町で子供や若い人たちの笑顔を見ていると元気をもらえます。まあ、私も80歳の人から見れば若者かも・・・・?

世の中、ますますアグレッシブになってきてこの先どうなるんだろうと心配になります。「人類はみな兄弟」だったはずなのですが、争いばかりです。武力の争いも、巨大企業のグリーディーな利益追求の姿勢も殺伐としていますね。愛を見失ってしまった兄弟たちがどんどん増えてきていて、悲しいですね。

とりあえず、自分は愛を見失わないで来年もがんばりたいものです。

10/30

最近の出来事 その2 COP 10

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COP10が終わりましたね。といっても、多くの方が、何ですかそれ?とおっしゃることと思います。新聞やニュースを見ている方は、ちょっと聞いた事があるかもしれませんが、生物多様性を守るためのルールを話し合う国際会議です。

環境問題に興味のある方ですと、毎日世界中のどこかでなにかの動植物が絶滅していることをご存知だと思います。人間は直接自分たちの生活にかかわりのないことには危機感を抱かないのですが、食物連鎖などで回りまわってそれが私たちの命に関わることでも、やっぱり現実味がないんですよね。

日本でも、日本にしかいないかえるとか、かたつむりなど、一般的な生き物が激減、そのうち消滅するといわれています。消滅したら未来永劫二度と戻ってこないんですよ。「昔はね、日本にはかたつむりという生き物がいたんだよ、100年前に絶滅したけどね」なんて、言う日がきたらどうします?私たちの時代にそんなことにしちゃっていいんですか?って聞かれたら、いやだなと誰もが思うと思いますが、それじゃあ、自分に何が出来るの?って聞かれたら、ちょっと悩みますよね。でもできることはどんなに小さなことでもしないといけませんよね。

発展途上国のジャングルの植物の中には人間の命を救うかもしれない大切な成分が含まれており、それを使って利益を上げようとする先進国の製薬会社とその植物が生息する国の人たちが、それぞれ損したくないので、一歩も譲らないぜ!みたいな対立が、この何週間か、名古屋の国際会議場で続いていたんですね。ニュースでも「どちらも全く譲らず、平行線をたどって、しょっぱなからかなり希望が持てない状況になっている」と報道されておりました。

で、なぜかその最終日に私はその会議場にいました。日本を代表するアロマセラピストとして!!ではなく、なぜか、次回議長国のインド政府が開いた、閉会パーティーのイベントで踊っていました。インド古典舞踊を・・・。自分で言うのもなんですが、いい踊りをさせてもらいました。

私たちのイベントが終わったのが8時半くらいで、そのときも、会議が続いていましたし、その後も夜中ずっと続いて、何も採択されずに終わったらどうなる!!という危機的状況の中、議長国日本の代表の出した案でようやく、折り合いがつき、とりあえずのけりがついてめでたく、会議は夜中の3時に終了したらしいです。

世界中のミツバチが謎のように失踪し、たいへんなことになっていますよね。農作物の受粉に影響が出ると懸念され、日本でも西洋ミツバチばかりではなく、日本在来種ミツバチまでいなくなる地域が出ているというかなり深刻な状況になっていますが、この原因と考えられているのがネオニコチノイドという新しい農薬です。他の先進国ではすでにこの農薬の使用を禁止する方向で動いているのですが、日本では、そんなことはない、ネオニコチノイドは安全だ、ミツバチの失踪とは無関係だなんてまだ言っていますよ。ネオニコチノイドという農薬は、りんごなどの果物類によく使われます。皮をむいて食べても農薬が身体に入ることを避けることは出来ません。中までしみこんでいるからです。

同じような見て見ぬふり、しらんぷりがダイオキシン類問題でも起きています。日本だけですよ、ダイオキシン問題は存在しなかったなんて言っているのは。ちなみに、イギリスや他の先進国に比べて、ダイオキシン類の残留が一番多いのは日本です。農作物でも魚でも。アメリカなら食用としての魚に検出されても良いとされる上限濃度をはるかに越えた量のダイオキシン類が日本の魚には検出されています。でも、そういうことは私たちの耳に入らないようになっているんです。安心してたべられるものがなくなっちゃいますから。でも、気をつけましょうね。脂分の少ない魚、小魚なら比較的安心です。間違っても東京湾で取れた魚は口にしないほうがいいです。

ネオニコチノイドでも、ダイオキシン類でも、シックハウス症候群、化学物質過敏症でも、ちょっと気になる方は、特定非営利動法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」http://www.kokumin-kaigi.orgで調べてみてください。

この団体は、人体や動物に深刻な影響を及ぼす環境問題に関するいろいろな提言を政府に行い、また、政府と協力して解決を目指している団体です。私は12年ほど前からこの団体の会員ですが、こういうところに年会費を払って、いろいろな研究作業や腰の重い政府や行政への働きかけの財源としてもらうということも、ひとつの社会貢献と思っています。自分自身が直接活動に参加できないけれど、私たちの子供たち、地球の生き物の未来の幸福のためにお金を出すという関わり方もありかなと思います。

ところで、写真ですが、COP10の会議場内で撮ったもので、仲間の踊り手が後ろのほうに写っていますが、手前は、世界中の海岸で拾った流木で作られたテーブルと椅子です。イギリス人のアーティストが作ったものです。興味のある方は
www.atablefromtheseasedge.comでごらんください。

最近の出来事 その1

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毎日、けっこう細かいことで書きたくなることが多いのですが、ツイッターでもないので、皆さんが読んで面白いと思ってもらえないといけないと思うと、逆になかなかかけなくなってしまいます。今日も、たいしたことではないのですが、お知らせもかねて書かせていただこうと思います。二つあるのですが、べつべつにアップします。

私のイギリス人の夫がPTOという小倉山(京都の嵐山にあります、あの小倉百人一首の山)をきれいにするNPOで何年も活動しています。10年位前の早朝に小倉山に登り、一日かけて、英語俳句を100首詠んだおり、あまりのごみの多さにショックを受け、これを何とかしなければ!ということで、声を上げたのですが、なにせ、外国人ですし、そして、歴史ある京都の地元の方には、彼らのしきたり、慣習があり、そんなよそさんの言うことなんか、おいそれと耳を貸しませんし、行政もだれも真剣に取り合ってくださらない。でも、ラッキーなことにボランティア活動をしているある方との出会いがあって、外国人一人ではとうてい実現不可能な活動を可能にしてくださいました。

何年もかかりましたが、おかげさまで、ごみの不法投棄を監視するカメラの設置が実現したり、メディアにもたまに取り上げてもらえるようになって、ごみの山だった小倉山も少しずつきれいになってきました。でも、何十年前から続いているのかわからないくらい、地層の一部と化したごみはとってもとってもまだまだざくざく出てきます。ざくざく出てきてほしいのは宝なんですけど。

ごみ拾いにはここ何年も立命館の学生さんや、地元の方(かなり少数ですけど)、心ある方々が力をかしてくださいます。いつもボランティアに参加してくださるある方が、こんな活動に参加する人は「よそもの、わかもの、ばかもの」だとおっしゃっていました。悲しいなあ。

私も、ごみ拾い活動がいつも週末なので、仕事とかちあって参加できていませんでしたが、先日の日曜日奇跡的に休みになって、ほぼ強引に参加させられました!!

この日は嵯峨あだしののもっとも端にある鳥居本の鮎料理「平野屋」さんから、歩いて数分の山の入り口の近くの道のそばの林のところで、ごみ拾いをはじめたのですが、ぱっとみ、ほとんどごみがないようなところでも、1時間かそこらで、写真のようなごみが出てくる、出てくる。業者が捨てていった家電などの不法投棄、農家が捨てて行った何十メートルものビニールシート、ハイキング帰りのばかものが捨てていったコンビニ弁当や空き缶の袋、めんどくさくなって捨てられたのであろう家庭粗大ごみ。

夫の国、イギリスではこんなこと絶対にないのに、なんで日本人はこうなんでしょうか?今さえよければ、自分さえ良ければ、関係ない。自然を汚すことも、環境を汚染することもまったく平気。悲しすぎます。

世の中のためになることに参加してみようかなという方は、11月21日(日)にJR嵯峨嵐山駅改札口に午前10時までにお集まりください。今年最後のイベントがあります。この日は、美しく紅葉した小倉山のハイキングと、不法投棄されているゴミと山の保全の現状を見学、枯れた松の木の伐採(したい人だけ)、最後に山の木に願いことを書いてを飾るTree Dressingを行います。参加費は無料、昼食、飲み物持参です。3:30に終了です。

活動内容など、イベントに関する詳細はPTOGURAで検索してください。

10/03

IFPA

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ようやく秋らしい景色になってきました。赤い彼岸花が咲いて、まだ花のつぼみも見えない金木犀の木が香りを放ち始めました。先日は葛の花がいい香りがしていました。

今月16日はいよいよIFPA認定校によるグローバルナチュラルセラピーカンファレンスが開かれます。

IFPAはイギリスが本部、プロのアロマセラピストの協会です。イギリスはもう何世紀も前から自然療法がさかんで、アロマセラピー、ホメオパシー、レイキ、など、エビデンスを取りようもない自然療法を国もそれなりに認めていますし、日本とは違って医療従事者でもその効果を認める人は多いのです。

たとえば、IFPA会報誌の最新号に掲載されている記事では、アロマセラピーを取り入れている数多くの医療施設のひとつ、ノースブリストルのNHS(国民健康保険)トラストでは助産婦が妊産婦の分娩の際の痛み、不安感、筋肉痛などを緩和するため、精油を用いています。そこで使用されている7つの精油とは、ベルガモット、クラリセージ、ジャスミン、ラベンダー、ペパーミント、フランキンセンス、グレープフルーツなどです。また、自宅で出産を希望する女性が増えています。その際の鎮痛オプションのひとつとして精油が使われているとのことです。

生まれるときから、死ぬときまで、アロマセラピーは私たちの心と身体をサポートしてくれるありがたい療法なんですね。


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