アロマなココロ

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フランスの健康事情

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ランベール氏によるフランスのアロマセラピーを学ぶ二日間セミナーが終了しました。いままで12年間、イギリス人の先生ばかりを招聘しておりましたが、今回初のフランス人先生の招聘です。

私はフランス語はジュネパレパフランセ~(私はフランス語が話せません)とジュネコンプロンパ!(わかりません)、オルボワ~くらいしか話せませんのですが、フランスのフィトテラピー(植物療法)に精通した通訳の方がついてくださったので、とても助かりました。

フランスでは精油の調合は医師の処方に従って薬剤師さんがしてくれるのですが、精油を内服するとか、高濃度で使うとか、日本やイギリスでは「毒性の高い精油だから絶対使うな!」といわれている精油を使ったりとか、その辺は大体おどろかされるなとは予想はしていたのですが、むしろもっとびっくりしたのがフランス人の健康に対するアチチュードでした。これは、参加した生徒さんも私もいちばん反応しました。

まず、フランスではお医者さんから処方される薬は全部ただ!なので、ちょっとしたことでもすぐお医者さんにかかり、薬を出してもらうので、医療保険制度はかなり大変な状態になっているとのこと。その影響か、十数年前から植物療法の処方には保険が適用されなくなってしまいました。その結果、精油も含めてフィトテラピーを利用する人が激減したとか。「ただで薬もらえんのに何が悲しくて10ユーロ払ってフィトテラピーの薬もらわなあかんねん」ということです。製薬会社の圧力!?

それと、もっとびっくりなのが、フランス人は皆、ハーブを使ってデトックス療法をするそうです。自然療法が好きなマニアックな人だけがしているわけではなく、流行りものでもなく、日本人が七草粥をたべるように、3週間秋と春にするそうです。これは、身体に溜まった汚いものをとくに、肝臓と腎臓を浄化する意味で行なうとのこと。使うハーブはスギナ、タンポポ、アーティチョーク、他、だそうです。

季節的なデトックスのほかに、抗生物質などを使用した後や、風邪などを引いた後、または、ホメオパシーをする前などに行うそうです。繰り返しますが、これは、一部のマニアックな健康オタクがしているわけではなく一般的に行なわれているそうです。

精油を使ったデトックスのレシピも教えていただきましたが、不特定多数の方が見る可能性のあるこのブログでは残念ですが、紹介を控えさせていただきます。濃度は低いというものの精油を飲みますので。

実はこのデトックスの話は、全くこのセミナーでお話していただく予定ではなかったのですが、たまたま、話の流れで出たのにもかかわらず、一番インパクトが強かったみたいです。

日本では普通の人は聴いた事もないホメオパシーも、フランスでは一般的。一般的でないのがむしろ日本やイギリス式のアロマセラピー、というかフランス式メディカルアロマそのものもそう一般的ではないそうです。

やっぱり、直接フランス人のフィトセラピストの先生のお話を聞くというのは目からうろこでした。健康、アロマセラピー、どちらにしても、お国によって法律も考え方も、習慣も何もかも違うので、同じようにはしたくても出来ませんねと思いました。

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ただひとつ、やはり、と思ったのはランベール氏の精油に対する厳しい目でした。薬として処方される精油を販売しておられるので、100%天然なのは最低限の条件であって、その精油が使用される疾患の治療に必要な有効成分が充分な割合で含まれているかどうかが、必須事項です。

フランスで精油が最も頻繁に用いられるのが感染症の治療です。今、インフルエンザ治療に効果があるとしてフランスの市場に出回っているティートリーもラヴィンサラも、有効成分がどれくらい入っているかどうかが目安。植物ですから、その土壌や気候によって成分は変わります。なので、ティートリーと名前がついているから何所のメーカーのでも同じように効くわけではないそうです。ティートリーの場合はもちろん、テルピネン4オールが有効成分です。

世界中で今、ブタインフルエンザが流行っていますが、その影響で、マダカスカルでしかとることのできないラヴィンサラは高騰して、需給が逼迫しているそうです。

私はもちろん、ティートリーもラヴィンサラも、備えあれば憂いなし!で買ってありま~す!!

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