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2023.09.02

【全店共通】秋の訪れを感じる香り

9月1日から再発売になった、ブレンド精油「キンモクセイ」。

みなさんは香りをお試しになられましたか?

秋のほんの一瞬しか咲かないキンモクセイの花の香を

ぎゅっととじこめた、リッチで甘美なブレンドです。

キンモクセイとは?

漢字では『金木犀』と書き、樹皮の様子がサイ(犀)の皮膚に似ていて

金色の花を咲かせるのでこう名付けられたと言われています。

中国では、丹桂や桂花と呼ばれます。

お酒やお茶に混ぜて楽しまれることも多く、

抗酸化作用や美肌、動脈硬化予防などが期待できると言われています。

そして何より、香りでリラクゼーション作用が働くことが、古くから愛されている理由なのかもしれませんね。

キンモクセイの学名

学名は、『Osmanthus fragrans var. aurantiacus』と言います。

Osmanthus(オスマンサス)⇒モクセイ属

Fragrans(フレグランス)⇒芳香のある

Aurantiacus(オーランティアカス)⇒橙黄色の

きちんと分解してみると、その難しい学名も分かってくる気がしますね。

学名にも「芳香のある」と名付けられるほど、その香りは特徴的だということがわかります。

キンモクセイの花言葉

キンモクセイの花言葉は、「謙虚」「陶酔」「気高い」。

その強い香りとは裏腹に、花自体は小ぶりで控えめなことから、

こういった花言葉になったと言われています。

そしてその強く放たれる香りは、「気高い」という花言葉にぴったりですね。

キンモクセイの歴史

中国では、桂花は古くより生薬として利用されてきました。

桂花の花びらをお酒に3年間ほど漬け込んだものは、楊貴妃も愛したと言われています。

日本へは江戸時代初期に渡来し、全国に挿し木で増やされたと言われています。

キンモクセイは雄株(オス)と雌株(メス)がありますが、

雄株(オス)のほうが花をたくさん咲かせることから、渡来冬至は雄株(オス)ばかりが好まれ、

さらには挿し木で増やせることから、日本には雌株(メス)はほとんど無いと言われています。

実は雌株(メス)には小さな実がつきますが、見たことがある人はいないかもしれませんね。

その後日本では、庭の木として東北以南で広く植えられるようになりました。

日陰でもよく育ち、風にも強く、挿し木で増えていくため、

簡単に育てられることも、日本で愛されるようになった理由のひとつなんでしょうね。


牧野博士とキンモクセイ

2023年の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなった、牧野富太郎博士。

その生涯で1,500種類以上の植物に名前を付けたと言われる、日本の植物学の父と呼ばれる植物学者です。

実は先述した学名『Osmanthus fragrans var. aurantiacus』には続きがあり、

正式には『: Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino』と言います。

最後の”Makino”とは牧野博士のこと。

つまり、キンモクセイの名付け親になったのも、この牧野博士なんですね。

牧野博士も、自宅の玄関前にキンモクセイを植えていたそうで、

その甘美な香りを嗅ぐことで、秋の訪れを感じていたのかもしれませんね。

懐かしい香り

キンモクセイの香りを嗅ぐと、懐かしくノスタルジックな気持ちになる方も多いですね。

キンモクセイの花は、一週間程度しか咲かないため、その儚さも魅力のひとつになっています。

日が落ちるのが早くなってきた秋の夕方、

冷たくなってきた風を頬に受けながら、家路を急ぐ子どもだった頃の自分。

勉強や、部活や、恋愛に悩みながら、友達と歩いた放課後。

みなさんの心の中の青春時代を思い出すときに、そのワンシーンにキンモクセイの香りはありませんか。

まだまだ残暑が厳しい毎日ですが

日に日に太陽が落ちる時刻は早くなっていて、朝晩に少しだけ秋の気配を感じることができるかもしれません。

キンモクセイの香りを楽しめるのは一瞬ですが、

ブレンド精油なら、もう少し長く、懐かしい香りを楽しむことができますね。

モンサンミッシェルの店頭で、ぜひ大人気のキンモクセイの香りをお試しください。

香りを楽しむ新商品も、新たに追加されています!

モンサンミッシェル公式オンラインショップ「Aroma Shop」でも購入することができますよ。

店頭で、ECで、秋の雰囲気を存分に味わってくださいね。

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